2016/11/30

ファイナンシャルプランナー(FP)ってどんな人達?

(写真=PIXTA)

ファイナンシャルプランナーとは「お金についてのプロフェッショナル」と考えると分かりやすいでしょう。

たとえば生命保険の中には積立・貯蓄型の保険商品が多くあり、中でも外貨に変換して運用するという商品まであります。このように収益性のある保険商品を検討する際はファイナンシャルプランナーのアドバイスを受けると、収益性を帯びた難しい保険を選ぶ際も自分に合った内容の商品を選びやすくなります。

積立・貯蓄型の保険は「未来のお金がどうなるか」という不確定な物事に対して、確定した保険料を支払うというリスクがつきまとう性格の商品です。特に外貨をからめた保険商品はそのリスクが一層増す傾向があります。1ドル100円だったとしても、数年先には1ドル70円ということが起きても不思議ではありません。簡単に言うと円高の時は支払う保険料は安いですが、戻る保険料は少なくなります。

逆に円安の時には支払う保険料は高いが、戻る保険料も高いということです。理想的には円高の時に保険を契約して、円安の時に保険を解約すれば得をすることになりますが、その辺りの知識が備わっている素人の方は多いとは言えないでしょう。そのような時ファイナンシャルプランナーに相談すると、リスクやメリットをしっかりと教えてくれるので保険の良い検討材料にすることが出来ます。

こんな時はFPに相談しよう

保険に限らずファイナンシャルプランナーは金融のプロですから、生命保険の内容はもちろん、現在の個人(もしくは企業)の財務状態で、どのような保険に入れば良いのかという保険の外の視野から考えてくれます。未来への収益を期待するときはファイナンシャルプランナーに相談すると良いでしょう。

「少しでも戻りのある保険を契約したい」「現金預金を金融商品に変えたい」「税金対策になるような資産運用を考えている」など保険商品に対して、

保障内容以外の部分についての知識が必要な場合があります。

特に個人事業主や会社を経営している方は厚生年金がありませんので、個人年金保険などを検討してらっしゃる方も多いでしょう。そのような時ファイナンシャルプランナーに相談すると、今支払える保険料と後に必要な保険料などを金融の様々な観点から判断して知識の乏しい一般の人にとってありがたいアドバイスをくれるケースがあります。

ファイナンシャルプランナーの資格は保険会社の営業マンなどが取得するケースもあります。営業マンをもし選べるとしたら、ファイナンシャルプランナー資格を保有した営業マンを選んだほうが、金融の知識が長けている証拠なので良い提案をしてくれる可能性が高くなります。

良いFP、悪いFP

ファイナンシャルプランナーには大きく分けて国家資格と民間資格があります。国家資格はFP1級、2級、3級となっており、民間資格はCFP、AFPというように分けられています。民間資格が悪いというわけでは決してありませんが国家資格の方が安心できるという方も多いでしょう。

しかし資格を持っているからと言って、必ずしも良いアドバイスをしてくれるわけではありません。良いファイナンシャルプランナーとは金融のプロとして生計を立てている人が、経験も豊富で一番安心できると思います。

最近は資格ブームの中でも人気のファイナンシャルプランナーですから、給料アップの為や、片手間で資格を取得する人も多くいます。そのような知識ばかりの人に相談すると納得のいく説明を受けられない可能性がありますが、金融業界の経験が豊富な方は国家資格でも民間資格でも良いアドバイスをくれる方が多いです。

逆に知識ばかりで実際に資産を運用した経験がないファイナンシャルプランナーも多くいます。若いうちはお金もそんなに無いので難しいところですが、相談するファイナンシャルプランナーは資産運用の業務に詳しい方が当然安心です。
最近では保険会社の中でも資格を取得したら昇給というような給与体系が敷かれており、給与UP目的で資格を取得する人も少なくありません。しかしファイナンシャルプランナーの知識とはあくまでケーススタディにもとづきます。資産運用について本で読んだ知識があるだけでは、いい提案はあまり期待できません。

当然一般の人が資産運用の方法を勉強しようということであれば、資格保有者の話は参考になるかもしれませんが、実際の資産運用の相談ということであれば資格の有無やレベルよりも実際の運用経験を持った人に相談するのが一番です。

金融といっても幅広いので生命保険向け、税金向け、企業向けなど、相談するファイナンシャルプランナーの出身畑も重要な要素になってきます。

ファイナンシャルプランナーの資格試験

ファイナンシャルプランナーの資格を取得する際に注意すべき点は、国家資格を取得するか、民間資格を取得するかという点です。違いは更新の有無です。国家資格の場合は一度資格を取得すれば、その後更新の必要はありません。しかし民間資格のAFPなどは2年に一度資格を更新しなければいけません。

本気でファイナンシャルプランナーの資格を取りたければ、なるべく国家資格にした方が手間もなく安心でしょう。試験は年に3回行われているので比較的合格チャンスも多い資格と言えます。

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